買ってはみたものの、乗っても何も変わらない。乗った日は軽いのに、翌朝には元どおり。それどころか、腰のあたりが痛くなってやめてしまった——ストレッチポールについて、ご相談の中でよくうかがう話です。
この記事では、乗っているあいだ身体に何が起きているのかを先に整理したうえで、効果を感じられない3つの理由、当てる場所ごとの違い、毎日乗ると何が変わるのか、そして効いているかどうかの見分け方をお伝えします。
目次
ストレッチポールに乗ると何が起きるのか
ストレッチポールが効くか効かないかを考える前に、乗っているあいだ何が変わっているのかをはっきりさせておきます。ここが曖昧なまま続けている方が、とても多いためです。
支えている面が「線」に変わります
床に仰向けで寝ると、背中のほぼ全面で体重を受けます。ところがストレッチポールに背骨に沿って縦に乗ると、支えている面は背骨の上の幅数センチの帯に変わります。残りは両足の裏と、床についた手だけです。
支えが細くなると、肋骨と肩甲骨は左右へ垂れ下がります。腕を体の横に開けば、胸の前側にある筋が重力で伸ばされる位置に置かれます。つまりストレッチポールがしていることの中心は、筋をほぐすことではなく、身体を別の配置に置くことです。ポールの太さが直径15センチ前後に作られているのも、この配置を作るためです。
軽いのは筋がほどけたからではありません
ポールに乗って数分で肩や背中が軽くなる感覚は、気のせいではありません。張っていた筋の緊張が一時的に下がり、皮膚と筋膜のすべりが戻れば、同じ力で動かせる範囲は広がります。
ただし、この時点で変わっているのは「動きやすさ」であって「動かし方」ではありません。手で触れる施術でも同じことが起きます。この仕組みについては肩甲骨はがしで実際に起きていることで詳しく整理しました。
降りると戻るのは、自然な結果です
ポールから立ち上がれば、支えは足裏の2か所に戻ります。そこで身体を支えるのは、いつもどおりの筋の使い方です。ですから降りてしばらくで元に戻るのは、失敗ではなく想定どおりの流れです。「ストレッチポールは効果ない」と感じる場面の多くは、この戻りを見たときに起きています。
問題は「戻ること」ではありません。戻るまでのあいだに何もしていないことです。手技を受けたあとに何も変えなければ数日で戻るのと、構造はまったく同じです。役割の違いは整体とジムのどちらに通うべきかの判断軸に整理してあります。
効果がないと感じてしまう3つの理由
ストレッチポールで変化が出ないとき、「使い方が間違っている」で片づけられることが多いのですが、実際にご相談を受けていると、理由は次の3つに分かれます。使い方はそのうちの一部にすぎません。
理由1|背骨の胸の部分に、反る余地が残っていない
ストレッチポールに縦に乗る目的のひとつは、胸椎(きょうつい・背骨のうち肋骨がついている12個の部分)を反らせる方向へ置くことです。ところが胸椎は、もともと大きくは反りません。1個あたりの動きはわずかで、12個合わせても後ろへ反る角度は20〜25度ほどです。
長く机に向かう生活が続くと、この20〜25度の余地がほとんど残っていない方がいらっしゃいます。その状態でポールに乗ると、動く場所は胸椎ではなく腰になります。反りやすい場所が肩代わりするためです。
このとき本人の感覚は「背中が伸びた気がしない」「腰だけが痛い」になります。腰が肩代わりする仕組みは腰が反る理由と腹筋より先に見る3か所で、動作中に腰が反っているかを確かめる方法は運動中に腰の反りを自分で測る方法でまとめています。
理由2|肋骨が下りていない
息を吸ったまま、あるいは吐ききれないままだと、肋骨の前側は持ち上がった状態になります。この状態では、胸椎はすでに反った位置で止まっています。そこへさらに反らせる方向の刺激を入れても、動く余地がありません。
ストレッチポールの上でやることは「深く吸う」ではなく、「長く吐く」です。吐いたときに、鎖骨の下ではなく肋骨の前側が下がっていく感覚があるかを見てください。ここが動かない方は、ポールに乗る時間を延ばしても結果が変わりにくくなります。
理由3|降りたあとに、何も入れていない
ストレッチポールは準備です。緊張が下がって動きやすくなっている10分ほどのあいだに、その位置で使う運動をひとつ入れておかないと、身体はいつもの使い方に戻ります。
「半年続けたけれど変わらなかった」というお話は、多くがここに当てはまります。伸ばす・ゆるめるところで終わってしまい、使うところまで進んでいない状態です。どこを伸ばすかの決め方は伸ばす場所を決める3つの質問に、そのあと何を使うかは自分で直せる所と直せない3か所にまとめました。
当てる場所によって起きることは変わります
「ストレッチポール」と一括りにされがちですが、背中のどこに当てるかで起きることは別物になります。まず一覧で整理します。
| 当てる場所 | 起きること | 注意したいこと |
|---|---|---|
| 背骨に沿って縦に乗る | 肋骨と肩甲骨が左右へ垂れ、胸の前が伸びる位置になる | 顎が上がると首が反ります。必要なら頭側にタオルを足します |
| 肩甲骨の下端あたり(胸椎の下側)に横向き | 丸まっている部分が反る方向へ動かされる | 反らせすぎると肋骨の前が持ち上がり、逆に固まります |
| 肩甲骨の間(胸椎の上側)に横向き | 肩甲骨が肋骨の上で左右へ広がる | 頭が落ちて首が反りやすい位置です。短時間にとどめます |
| 腰(腰椎)に横向き | もともと反っている場所が、さらに反らされる | 原則としておすすめしません。腰に痛みがあるときは避けてください |
| お尻の外側・太ももの外側 | 皮膚と筋膜のすべりが出て、張りが一時的に軽くなる | 痛みを我慢して体重をかけないでください |
腰に当てるのが勧められない理由
腰の背骨(腰椎)は、立っている状態でもともと前へ反っています。そこへ円柱を横向きに当てると、反っている場所をさらに反らせることになり、背骨の後ろ側の出っぱりどうしが近づきます。腰まわりが張っているときに、いちばん手が伸びやすい場所なのですが、目的と逆の方向に働きやすい当て方です。
腰の張りを扱いたい場合は、腰そのものではなく、その上下にあたる胸椎とお尻の外側から入るほうが負担が少なくて済みます。腰の張りが続く場合の考え方は腰痛の原因と自宅でできる対策をご覧ください。
縦に乗るのと横に転がすのは別物
この2つは、しばしば同じものとして語られますが、目的が違います。
- 縦に乗る:身体全体の配置を変える使い方。動かすのは呼吸と腕で、強い圧はかけません
- 横に当てて転がす:一部分に圧を加えて、皮膚と筋膜のすべりを出す使い方。硬いローラーで行われることが多い方法です
背中にゴロゴロと転がす動画を見て縦乗りを始めた方は、この時点で目的が入れ替わっています。どちらが正しいということではなく、狙いが別ということです。
変わる人と変わらない人では何が違うのか
同じストレッチポールを同じ時間使っても、手応えには差が出ます。その差がどこから来るのかを、5つの観点で並べます。
| 見るところ | 変わりやすい状態 | 変わりにくい状態 |
|---|---|---|
| 胸椎の反る余地 | 仰向けで肩甲骨の下に手を差し入れると、背中が少し浮く | 背中が床にべったり付き、押しても動かない |
| 息の吐き方 | 吐くと肋骨の前側が下がっていく | 吐いても肋骨の位置が変わらない |
| 乗っている間の力み | 首・肩・脚の力が抜け、床に預けられる | 顎が上がり、脚やお腹に力が入り続ける |
| 降りたあと | 10分以内に運動か日常の動作を入れている | 乗って終わり、そのまま座る |
| 張りの出どころ | 筋の使い方の偏りによる張り | しびれ・安静時の痛みなど、症状が主である |
右の列に当てはまる項目が多いほど、道具を変えても結果は変わりにくくなります。特にいちばん下の行に当てはまる場合、運動の前に医療機関での確認が先になります。病院のリハビリを終えたあとの進め方は病院を卒業したあとの3つの選択肢に整理しました。
買う前に確かめられること
手元に道具がなくても、向き不向きの見当はつけられます。バスタオルを2枚重ねて固く縦に巻き、直径10センチほどの棒を作ってください。これを背骨に沿って置き、その上に仰向けで3分ほど乗ります。そのうえで次の2つを見ます。
- 息を吐いたときに、肋骨の前側が下がるか
- 腕を体の横に開いたときに、肘が床へ近づいていくか
どちらも起きないようであれば、市販のストレッチポールに買い替えても同じ結果になりやすい状態です。その場合に必要なのは道具ではなく、胸椎と呼吸を動かす順番のほうになります。肩や首の張りが主な悩みであれば肩こりの原因と自宅でできる解消法、背中の丸まりが気になる場合は猫背を戻す5つの順番が参考になります。
毎日乗るだけで変わるのか
「毎日乗っていれば、そのうち変わるはず」と考えて続けている方は多いと思います。結論から言うと、毎日乗ることで変わるものと、何日続けても変わらないものがあります。この2つを分けておかないと、続けた結果を正しく判断できません。
毎日続けて変わるもの
毎日乗って変わりやすいのは、主に乗っているあいだの身体の預け方です。始めたばかりの頃は、背骨にポールが当たる痛さや、横へ落ちそうな怖さから、首・お腹・脚に力が入ります。1〜2週間ほど続けると、ここが抜けて床へ体重を預けられるようになる方が多くいらっしゃいます。
力が抜けると、腕を開いたときに肘が床へ近づくまでの時間が短くなります。つまり、乗っている10分の中身は濃くなります。毎日続ける意味は、まずここにあります。
| 続けた期間 | 変わりやすいこと | それだけでは変わりにくいこと |
|---|---|---|
| 乗った当日 | 降りて10分ほどの肩や背中の軽さ・腕の上がりやすさ | 立っているときの姿勢そのもの |
| 1〜2週間 | 乗ったときの痛さや怖さが減り、力を抜いて乗れる | 降りたあと、元に戻るまでの早さ |
| 3〜4週間(降りたあとの運動も続けた場合) | 10分後・翌朝の腕の高さや、息を吸ったときに動く場所 | ポールに乗るだけの場合は、当日の軽さの繰り返しになりやすい |
乗るだけでは変わらないもの
表の右の列が、乗るだけでは届かない部分です。前の章でお伝えしたとおり、降りれば支えは足裏に戻ります。立って、座って、歩くときの筋の使い方は、ポールの上では練習されていません。乗る日数を増やしても、ここは変わりません。
また、続けているうちに最初の「気持ちいい」「すっきりする」が薄れてくることがあります。効かなくなったと感じやすい場面ですが、多くは同じ刺激に身体が慣れたことによるものです。感覚が薄れたことは、続けるかやめるかの判断材料になりません。判断は効いているかの見分け方で挙げた3つの確かめ方で行ってください。
降りたあとに1分だけ足す運動
毎日乗る方には、降りた直後に次の3つのうち1つだけでも足すことをおすすめしています。合わせても1分ほどです。
- 四つ這いで胸を開く:四つ這いになり、片手を頭の後ろに添えます。息を吐きながら肘を天井の方へ開き、胸を横へ向けます。左右5回ずつ。腰ではなく、胸の部分の背骨をひねる意識で行います
- 壁で腕を上げる:壁に背中と腰をつけて立ち、腰を反らせないまま腕をゆっくり上げ下げします。5回。乗る前より高く上がる位置を、その場で使っておきます
- 踵で立って長く吐く:踵に体重を乗せて立ち、肋骨の前側が下がるのを感じながら長く吐きます。3呼吸
四つ這いで手首がつらい方は、手のつき方を変えるだけで楽になることがあります。手首を反らしすぎない手のつき方を参考にしてください。肩甲骨まわりをどこから動かすかは肩甲骨まわりで動かすべき3か所にまとめています。
毎日乗るなら時間帯を決める
時間帯によって、向いている使い方が変わります。
- 運動の前・朝:準備として数分だけ乗り、すぐ上の運動につなげます。乗ったあとに身体を使う予定がある時間帯が、いちばん無駄がありません
- 長く座った日の帰宅後:デスクワークや通勤で丸まった姿勢が続いた日は、着替える前の5分で乗ると、胸の前を伸ばす位置に戻しやすくなります
- 寝る前:緊張を下げる目的には合います。ただし降りたあとは運動ではなく、長く吐く呼吸だけにとどめます
食事の直後は、仰向けでお腹がつかえやすいため避けてください。
毎日使う前に確かめたいこと
毎日乗るということは、背骨と肋骨の同じ場所に毎日圧がかかるということです。骨粗しょう症と言われている方、背骨の圧迫骨折をしたことがある方、妊娠中の方は、使い始める前に主治医へ確認してください。また、続けているうちに背中や肋骨の一点を押すと痛むようになった場合は、数日休んで様子を見てください。休んでも痛みが引かない場合は、整形外科での確認をおすすめします。
理学療法士の視点|胸椎の動きと呼吸の関係
ここからは、臨床で背中を評価するときに実際に見ているものをお伝えします。
胸椎はもともと反りにくい骨です
12個の胸椎には、左右12対の肋骨がついています。肋骨は前側で胸骨につながり、かご状の胸郭を作ります。かごである以上、前後に大きく曲げ伸ばしできる構造ではありません。後ろへ反る角度は全体で20〜25度ほどで、腰の背骨の半分ほどにとどまります。
ですから「背中を反らせてください」とお伝えして反っている部分は、多くの場合、胸ではなく腰です。評価では、背中に手を当てて、胸椎が動いているのか腰椎が動いているのかを分けて確認します。
肋骨が下りないと胸椎は動きません
息を吐ききると横隔膜(おうかくまく・肺の下にあるドーム状の筋肉)が持ち上がり、肋骨の前側が下がります。この位置から、胸椎は後ろへ反れるようになります。逆に吐ききれないと、肋骨は上がったまま、つまり胸椎はすでに反った位置で固定された状態になります。
ここで回数を考えてみてください。人は1日におよそ2万回呼吸します。ストレッチポールに乗る10分と、その2万回では、身体に与える影響の回数が違います。先に変えるべきは呼吸のほうです。理学療法士が担当すると何が変わるのかは理学療法士のいるジムと普通のジムの違いをご覧ください。
当店でストレッチポールを使う場面と、使わない場面
道具そのものに良し悪しはありません。使いどころが合っているかどうかです。当店でポールを実際に使い分けている基準は次のとおりです。
- 使う場面:運動の前に、胸の前と肩甲骨まわりの位置を整えておきたいとき。準備として数分だけ使います
- 使わない場面:腰に痛みが出ている時期、めまいを起こしやすい方、仰向けの姿勢そのもので症状が出る方。この場合は座った姿勢からの運動に切り替えます
担当者が何を見て判断しているかについてはトレーナーがセッション中に見ている5つのことにまとめました。
効いているかの見分け方
続けるかどうかを決めるには、判断の材料が要ります。感覚だけで決めると、どの道具を使っても「効いた」ことになってしまうためです。
降りた直後では判断できません
ストレッチポールから降りた直後は、ほぼ誰でも軽くなります。緊張が下がった直後の状態だからです。ここで判断すると、どの道具を使っても「効いた」ことになってしまいます。見るべきは10分後と、翌朝です。ここで差が出ます。
3つの確かめ方
- 腕の上がる高さ:壁に背中と腰をつけて立ち、腰を反らせないまま腕を上げます。指先が壁につく高さを左右で比べます
- 息を吸ったときに動く場所:肩が持ち上がるなら首の筋で吸っています。脇腹が横へ広がるなら肋骨が動いています
- 立ったときの踵の荷重:つま先側に体重が乗り続けていないか。踵に体重が戻ると、腰の反りが落ち着く方が多くいらっしゃいます
この3つを2週間ほど記録すると、自分に必要なのがストレッチポールという道具なのか、運動のほうなのかが見えてきます。判断がつかないまま時間と回数だけ増やすと、負担が先に大きくなります。通う頻度の決め方は通い放題の損益分岐と週何回通うべきかの考え方、費用の見方はパーソナルジムの月額の目安と隠れコストが参考になります。
その日はやめたほうがよいサイン
ストレッチポールを使っていて次のいずれかが出た場合は、その日は中止してください。
- 乗っているあいだに、腰の痛みがだんだん強くなる
- 手や腕にしびれが出る
- めまい、気分の悪さ、頭が重い感じが出る
- 降りたあとも痛みが残る
- 翌朝の張りが、乗る前より強い
医療機関を受診すべきサイン
次のような症状がある場合は、運動より先に整形外科でご相談ください。
- じっとしていても痛む(安静時の痛み)
- 夜間に痛みで目が覚める
- 脚や腕のしびれ、力が入りにくい感じがある
- 排尿・排便のしかたが変わった
- 発熱を伴う、または転倒などのあとから続いている
当店は医療機関ではありませんので、診断や治療は行えません。医師の判断が済んだうえで運動に進む場合に、その先をお手伝いしています。体型づくりを並行したい方はリバウンドを繰り返さない5つの手順、女性の身体に固有の前提は女性のパーソナルジム選びの7つの基準、出産後に再開される方は種目ごとにいつから始めてよいかの目安をあわせてご覧ください。評価のあるジムをどう見分けるかはジムの4タイプと選び方に整理しています。
まとめ
ストレッチポールがしているのは、筋をほぐすことではなく、支える面を細くして身体を別の配置に置くことです。降りたあとに戻るのは、支えが足裏に返り、使い方そのものは変わっていないためです。効果を感じられない理由は、胸の部分の背骨に反る余地が残っていないこと、肋骨が下りないまま乗っていること、降りたあとに何も入れていないことの3つに分かれます。当てる場所でも起きることは変わり、腰へ横向きに当てる使い方はおすすめしていません。毎日乗って変わりやすいのは乗っているあいだの力の抜け方で、立ったときの使い方は降りたあとの1分の運動で補います。判断するときは降りた直後ではなく、10分後と翌朝に、腕の上がる高さ・息を吸ったときに動く場所・踵の荷重を見てください。
武蔵浦和のジム・パーソナルジムLIMITED武蔵浦和店は、JR武蔵浦和駅から徒歩3分のジムです。さいたま市南区・中浦和・南浦和・北戸田・戸田市エリアから、デスクワーク中心の方や運動が久しぶりの方が通われています。トレーナーは全員が医療系国家資格「理学療法士」を持ち、加えて全米エクササイズ&スポーツトレーナー、JATIトレーニング指導者、PHIピラティスインストラクターなどの資格を持つ者が在籍しています。通い放題プランではトレーニング・整体・ボクササイズを追加料金なしで選べるため、同じ担当者が手技と運動の配分を決められます。ウェアのレンタルとウォーターサーバーがあり、キッズスペースもございます。営業時間は8:00〜22:00です。
自分の胸椎がどこまで動いているかを一度測ってみたい方は、60分の体験トレーニング(5,000円・税込)で姿勢と動作のチェックを受けてみてください。ご予約は下のボタンのほか、公式LINEから24時間受け付けています。運動が初めての方も、まず呼吸から一緒に始めましょう。
よくある質問
ストレッチポールに乗っているだけでも効果はありますか?
乗っているだけでも、身体の配置は変わります。支えている面が背中全体から背骨に沿った細い線に変わるため、肋骨と肩甲骨が左右へ垂れ、胸の前側が伸びる位置に置かれます。降りたあとに肩が軽く感じるのは、この配置の変化と、緊張が一時的に下がったことによるものです。ただし変わっているのは置かれ方であって、身体の使い方ではありません。立ち上がれば支えるのは足裏に戻り、そこで身体を支えるのは普段どおりの筋の使い方です。ですので、乗るだけで姿勢そのものが定着していくとは言えません。乗って動きやすくなった10分ほどの間に、その位置で使う運動をひとつ入れておくと、残りやすくなる方が多くいらっしゃいます。
ストレッチポールを腰に当てるのはダメなのでしょうか?
腰の部分に横向きに当てて反らせる使い方は、おすすめしていません。腰の背骨(腰椎)は、もともと前へ反った形をしています。そこへ円柱を当てると、すでに反っている場所をさらに反らせることになり、背骨の後ろ側どうしが近づきます。腰まわりの張りを取りたい場合は、腰そのものではなく、その上下にあたる背骨の胸の部分とお尻の外側を先に扱うほうが、負担が少なくて済みます。背骨に沿って縦に乗る使い方であれば、腰は浮いた状態になりますので、横向きに当てる場合とは別の扱いになります。なお、腰に痛みがある時期は運動より先に整形外科でご相談ください。当店は医療機関ではありませんので、診断や治療は行えません。
毎日やったほうがよいですか。1回何分くらいが目安ですか?
長くやるほど良いというものではありません。目安としては1回5分から10分、長くても15分までにとどめてください。乗っている時間が長くなるほど、背中の同じ場所に圧がかかり続け、降りたあとに張りが残ることがあります。頻度は、毎日でも差し支えありません。ただし毎日続けても変化を感じない場合、時間や回数を増やすより先に、胸の部分の背骨に反る余地が残っているか、息を吐いたときに肋骨の前側が下がるかを確かめてみてください。この2つが動いていないと、時間を延ばしても同じ結果になりやすいためです。判断がつかない場合は、一度身体の動きを測ってみることをおすすめします。
ストレッチポールは寝る前に乗ってもよいですか?
寝る前に乗ってもかまいません。緊張を下げて呼吸をゆっくりにする目的には、寝る前の時間帯が合っています。ただし寝る前は、降りたあとに運動を足すより、踵に体重を乗せて長く吐く呼吸を数回するだけにとどめてください。身体を使って姿勢を変えていきたい場合は、運動の前や朝など、乗ったあとに身体を動かす予定がある時間帯のほうが向いています。食事の直後は仰向けでお腹がつかえやすいため避けてください。乗っているあいだにめまいや気分の悪さ、手のしびれが出た場合は、その日は中止してください。
